元・アラサー再受験生の医師日記

元アラサー再受験生の現役医師が受験や医学部、医療の様々を語ります。ブログ内容の実臨床への適用に関しては責任を負いかねます。内容に御意見ございましたらコメント頂けると嬉しいです。

隙間時間と手帳での受験勉強④ 物理対策

隙間時間と手帳での受験勉強④

物理対策



物理は化学よりも覚える事は少なく、化学よりも現役時のレベルまで学力を上げるのは短時間で済んだ。また、公式の導かれる背景や、その類題などをしっかり理解すると事が肝要で、それさえクリアすればすぐに『重要問題集』に移れる事も予想できた。

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隙間時間と手帳での受験勉強③ 化学対策

隙間時間と手帳での受験勉強③

化学対策

現役時から得意教科であったため、対策は立てやすかった。化学はまず教科書の暗記が重要と思っていたため、ブックオフで売ってる中で最も新しい数研の教科書を購入した。化学は、東大で問われるレベルのものでも、意外に教科書レベルの事(教科書の隅に書いてあったり!)が多かった印象があり、教科書丸暗記&理解に努めた。

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隙間時間と手帳での受験勉強② 数学対策︰中盤〜後半

隙間時間と手帳での受験勉強②

数学対策︰中盤〜後半

数学はとにかく、完成まで時間がかかる。コレは現役の頃から分かっていた。いくら得意科目だからといっても圧倒的に理科対策に比べて数学・英語対策は時間がかかる事は間違いないだろう。数学・英語対策専門の予備校や塾が有るくらいだしね。

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隙間時間と手帳での受験勉強① 方法、数学対策:序盤~中盤

隙間時間と手帳での受験勉強①

 方法

 

受験勉強と国家試験の勉強の違いは、単純な暗記が占める割合である。受験勉強でほぼ単純暗記は社会のみといっていい。数学や化学、物理は公式やその公式が導かれた考え方、それに関連した例題・類題のパターン問題を理解暗記することが大きな目標になる。国語古典や英語は単語や文法、述語や構文の理解がまずは目標になる。

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復習の効果が劇的に上がる勉強法② 手帳勉強法・隙間時間での復習

復習の効果が劇的に上がる勉強法②
手帳勉強法・隙間時間での復習

続き

あれ? 1週間分の復習も結局、30分くらいで終わるやん。。。 

えーっ!

復習って
勉強してからの間隔が短いとこんなに短時間でできるもんなん? 

今まで復習を翌日に行う事なんて徹底した事なかったから気付かなかったわ。

エビングハウスの忘却曲線ってホントだったんだ。。。

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復習の効果が劇的に上がる勉強法① 手帳勉強法・手帳に書き込む内容

復習の効果が劇的に上がる勉強法①
手帳勉強法・手帳に書き込む内容

そもそもこの勉強法を何となく思いついたのは薬剤師国家試験の勉強中での事だった。

現在、薬剤師国家試験の合格率は大体6割〜7割程度に難化している。

自分の受けた時代は8割前後だったかな。

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再受験生が医師になるまで・その10 

医師国家試験

それまでの国試模試の成績から、よっぽどの事が無い限り合格するだろうと思われたが、スーパービビリな自分はそれでも安心していなかった。

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医師になるまで・その9

医学部6年間

我が雪国大学は1年生は教養、2年生は基礎医学、3年生と4年生は臨床医学、5年生と6年生は実習・臨床医学という流れであった。

どこも大して変わらないだろう。

大学によっては3年生まで基礎医学ってとこもある。

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再受験生が医師になるまで・その8 

入学、学生生活開始

3/31に退職をした後、怒涛の引越し・遠距離移動のスケジュールをこなし雪国へ。

還暦近い両親の手をfullで借りて入学への準備をした。

大変なスケジュールだったが、両親はノリノリだったよう。

空港へ両親を見送った翌日は緊張の入学式だった。

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再受験生が医師になるまで・その7 

再受験・結果発表

二次試験後から合格発表までの間は、これまで頑張った自分へのご褒美として、自由に一人暮らしを謳歌した。行きたかった店に行ったり、友人と飲んだり、少し遠出をしたり、釣りをしたり…。

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再受験生が医師になるまで・その6 

再受験・二次試験

出願先を某国立駅弁大学(以下、雪国大学)へと決めた自分は、早速赤本を入手して対策を立てることにした。

出願先に決めた理由は、不安要素のある英語の配点が少ないために理系教科での勝負になる事が大きな理由だった。

ほぼ同様な条件の、四国にある某大学と迷ったのだが、『行った事ない県だし、夏涼しそうじゃね?』ってノリで雪国大学に決めた。

 

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再受験生が医師になるまで・その5 

再受験・センター試験

 

ついに迎えたセンター試験。

現役生の頃と変わったことは、あんまり緊張していない事。

これはいろいろな要因が考えられるが、おそらく『薬剤師資格があるし今後食えないことは無いだろう』という安心や、『さすがに働きながらの半年で国公立大医学部一般を突破できるとは思えない、今回は様子見のつもり』程度の意気込みから適度な緊張状態となったのだろう。

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再受験生が医師になるまで・その4 

手帳で隙間時間を味方に

再受験の事は全く誰にも言って無かったわけでは無い。

辞めるとき迷惑がかかるかもしれないため、薬局長と事務長だけにはそれとなく話した。

『再受験するつもりです、3回やってダメなら諦めます

業務には極力影響無いようにします。結果は毎年3月初旬にわかります。

合格したら、その3月いっぱいで辞めさせてもらう事になると思います、多分失敗すると思いますけど、後悔したくないので、やるだけやります』とお伝えしておいた。

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再受験生が医師になるまで・その3 

再受験開始

一人暮らしは意外と自分の性格に合っていたようだ。

孤独がなんとなく苦手なんじゃないかと思っていたが、想定外。

とても楽しい

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再受験生が医師になるまで・その2 

病院薬剤師~再受験決意


地元を離れて一人暮らし開始。

病院薬剤師1年目はとにかく業務を覚えることで精一杯。

最初は調剤・監査業務に慣れる事から始まる。

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