元・アラサー再受験生の医師日記

元アラサー再受験生の現役医師が受験や医学部、医療の様々を語ります。ブログ内容の実臨床への適用に関しては責任を負いかねます。内容に御意見ございましたらコメント頂けると嬉しいです。

隙間時間と手帳での受験勉強① 方法、数学対策:序盤~中盤

隙間時間と手帳での受験勉強①

 方法

 

受験勉強と国家試験の勉強の違いは、単純な暗記が占める割合である。受験勉強でほぼ単純暗記は社会のみといっていい。数学や化学、物理は公式やその公式が導かれた考え方、それに関連した例題・類題のパターン問題を理解暗記することが大きな目標になる。国語古典や英語は単語や文法、述語や構文の理解がまずは目標になる。

 
これらの事が手帳を使った隙間時間の活用で可能かどうかを検証してみた。ただし、英語の文法・述語・構文の項目は、勤務の昼食休憩中に、桐原書店のNextStage/ネクステージしかやらない!!!と決めていたため、それ以外の事を手帳での勉強にあてた。


一冊の手帳にすべての教科の問題、解法、考え方、単語をメモした。これをする事で、すべての教科の復習が一冊で可能だから。『隙間時間や!!!』と思ったら、サッとポケットから取り出し、付箋でしおりをした所から復習再開可能通勤・通学中だけでなく飲み屋で友人を待つ間だって、デート中に彼女のトイレを待つ時間だっていつでもどこでも復習可能

はっきりいって最強だと思う



数学対策︰序盤〜中盤


最初の目標はイエローチャートの完全理解にした。問題を読んで瞬時に解法が頭に浮かぶ様にする事を目標とした。現役時からある程度年数は経っていたのではあるが、家庭教師のバイト暦もあり現役時の得意教科であったため、多少の自信はあった。選んだイエローチャートのレベルは基礎から中堅くらいで医学部のレベルには達していないことはわかっていたが、勘を取り戻す感じで取り組んだ。

再受験するときは、『とにかく苦手教科をきっちり勉強して、得意教科ばかりやらない!!』と決めていたため、普段の勉強はほとんどが国語古典、英語、倫理ばかり。。。毎日、慣れない&興味が無い&面白くない、の連続であったため黄チャの演習はストレスフリーな勉強のひとつであった。

黄チャは日本一医学部進学率の高い某高校で教科書傍用問題集に使われていたという噂を聞いていたため、まあ、とりあえずコレやっとくか!で始めたのであるが、、、確かに計算の仕方や基本問題考え方などは思い出せたのであるが、、、。やっぱちょっと簡単かな、、。と感じた(現役時の時代より若干易化した??)。しかし、迷った問題や解けなかった問題が少々あったため、それらは手帳にメモした。黄チャは早々に終わらせ、青チャへstep upすることにしたw

数学の問題は、工夫をすれば問題文をかなり短縮可能とわかった。図形問題も最低自分が分かる範囲でいいから簡略化し手帳へメモした。『メモ専科』の5行くらいのスペースに問題文と解法・考え方を記入することができた。大体1ページ(見開き半ページ)に問題3題分を記入できた。勉強した翌日は必ず隙間時間を見つけては復習。隙間時間の無い日なんて無いwから、毎日必ず前日、前々日、3日前の復習は出来ていた。数学の復習は短時間で可能だった。解法パターンの暗記の目標を『問題文読んで、解法や解に至る流れが脳裏に浮かべばOK』という低い目標設定にしていたから。また、これは数学だけでなく理系教科全般に言えるのであるが、理論的な思考を問う問題は単純暗記だけでなく理解が伴うため覚えやすかった

チャート式は網羅型の参考書であるということは分かっていた。そのため問題演習の考察に時間はかけず、5分考えて解けないと判断したら即座に解答を見ながら演習し、手帳にメモした。黄色・青色チャートの完全制覇を最短で完了させることをとにかく急いだ。 

青チャは以前と比べて解説が非常に丁寧になっていたため、解答を読んでも解けない問題はほとんど無かったが、それでも数問は『うーん、どうしても理解できない。どうしてここからこの考えに結びつくのだろう?』というのがある。 これらに関しては。。。無視したwww  予備校に通っている身ではないため頼れる講師もおらず独学だったため仕方なかったし、理解できるまで考察する時間的余裕はなかったためスルーした。スルーした問題の類題が必ず出題されるわけじゃないしね!! 

手帳での数学の勉強は計算過程については省略しているため、大体2週間ごとにこれまで解法を覚えた問題が実際に紙面で解けるかどうかの演習チェックをするようにしていた。これはとても大事で、解法はパッと思いつくが計算過程で躓いたりすることがあるため、実際に手を動かして解答をきっちり書けるかどうかの検証は必須

 

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