手帳勉強だとアウトプットが疎かにならないか?
再受験にチャレンジしている友人からこんな受けたことがある
が。。。。。。
全く問題ない!!
ちなみに、
インプット︰
教科書を読んだり、授業を聞いたりして情報を取り入れる事
アウトプット︰
取り入れた情報を想起、思い出したり、応用して問題を解決する
である。
手帳勉強は、やり方がインプットメインになるため、『覚えたつもり』で、実は身についていなかったりしないか?というのが彼の主張。
本当に物事を記憶できたかどうかは、実際に問題を解いてみないと検証できないからね。
特に、インプットとアウトプットを意識して勉強している人ならそんな疑問を持ちやすいかも。
記憶の3つの段階
#1、記銘︰中枢神経に入った情報がまず、『海馬』という場所に一時保存される。
#2、保持︰繰り返し使用される情報は側頭葉へ貯蔵される。
#3、想起︰貯蔵された情報をアウトプットする。
これらを意識する事は非常に重要。
目標はあくまで 想起 がスムーズにできるようになる事。
想起がスムーズなら記銘も保持も強固である証拠だから!
実際、単語帳を読んで覚えたつもりでも、テストしてみると想起できない、暗記したツモリだったダケなんて経験をした人は多いだろう。
これは想起を意識しなかったためである。
想起を意識していなかったために、記銘も保持も微妙…。なんてことだってあり得る。
想起を意識した単語帳の使い方とは、ただ目を通すのではなく、単語の意味を覚えているかテストしながら目を通すやり方。
たとえば、和訳の部分を隠して意味が分かるかどうか確認・テストしながら読み進める とかね。
他にも、
『主な血球は白血球と赤血球と血小板である』
という事を覚えたければ、ただ文章を読むのではなく、
『主な血球は○と△と□である』
の様に問題形式にして想起を意識する事がアウトプット型の勉強になる。
そして、アウトプット(想起)を繰り返すことは、同時にインプット(記銘・保持)も強化しているのである。
時折アウトプットの方法として、音読や、何度も手書きして身体に覚えさせる、という事が書いてある書籍を目にするが、ニュアンスが違う。
アウトプットは必ず、『えーっと、何だっけ?』と、
想起する事が必要不可欠。
手帳勉強法はアウトプット型でないのに、何故有効だったか?
コレまで、学習効果を上げるのにアウトプットが主体の勉強が必要と述べてきたが、自分が実行した手帳勉強法は、アウトプット型の復習にはなっていない。
しかし、何故有効だったか?
それは、
圧倒的なインプットの回数を得ることが可能
だから。
要するに、インプットをゴリ押しできるもんだから、数の暴力に訴えて記憶する事が可能ってこと。
上の2つの記事で述べたが、例えば数学のメモであれば、最初の数文字を読んだだけで、『瞬時にそこに記載してある問題と解法が想起できるレベル』になる。
『えーっと、何だっけ?』はすっ飛ばして、一瞬で頭に浮かぶようになる。
とんでもなくスムーズな想起が実現できるようになる。
『あ、隙間時間みーつけ』って思ったら、淡々と機械的に、これまで勉強した内容を記録した手帳を取り出して目を通す。
これを習慣にする。
それだけ。
手帳を使って隙間時間を徹底的に埋めるこのやり方なら『アウトプットしなきゃ!!』と意気込むの事は全く不要。
淡々と、繰り返し繰り返し手帳に目を通すだけで、勝手にアウトプット型の復習になってくる。
これが手帳勉強の強みである。
開成・東大法卒の経営者が教える「最強」の英単語暗記術! - YouTube
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この動画は英単語の覚え方だけど、手帳勉強法に類似しているので参照を!!