再受験期間の休息日…でも、やっぱり手帳だけは持っていった!
受験攻略bookみたいなものに『完全に勉強しない日を月に○日つくろう』なんて書いてあるのをよく見る。
ある程度時間的余裕がある場合ならOKかもしれないが、自分は働きながらの再受験であったため、そんな悠長な事は言ってられんかった。
しかし、絶対的に休息は大事。
日々の学習の中でもこまめに『小さな休息』は取っていたが、その他にも『休息日』というものも設定していた。
・いくら時間が無くても、休息が必要な理由
毎日根詰めて勉強し続けるなんてこと、実際に可能な人間なんてほとんどいないだろう。
しかも、それが勉強となるともはや変態のレベルだよね。
確かに『やり続ける』と言う事はホントに何事においても強くて、必要かもしれないけど、無理にやるならやらないほうがよい。
脳は連続で働き続けると疲労によって処理能力が低下する。
徹夜明けではパフォーマンスが低下するように。
短時間の居眠りでもずいぶんと疲労は回復し、脳の作業効率は戻る。
ストレス・疲労嫌いの海馬にもやる気スイッチonになる。
あと、睡眠もしっかりとろう!これ超重要。
ショートスリーパーとか夢みないでね。
休息は『脳の休息』と、『精神の休息』を意識してみて。
・脳の休息
脳の休息も精神の休息も同じ事ではないかと思うかもしれないが、少し違う。
脳の休息は問題演習などの『思考する事』を休み、精神の休息は『リフレッシュ』する。
では、脳の休息をするにはどうするか?
自分の場合、机上での勉強は多くを問題演習に当てていたため、『うーん(。ŏ﹏ŏ)、こうかな?あー、こんな感じかな?どうかなー?』なんて思考する時間が多くを占めていた。
逆に隙間時間には手帳による復習を行っていたため『あー、あったね。こんな感じだったよね。あー、そうそう、簡単ヽ(*^^*)ノ』といった感じ。
『うーん(。ŏ﹏ŏ)、うーん(。ŏ﹏ŏ)』と『あー、そうそう、簡単ヽ(*^^*)ノ』を比べるなら、どう考えても後者の方が脳に負担が少ない事は明らかだろう。
手帳勉強をするまで気づかなかったのだが、復習という作業は過去に勉強した様々な参考書や問題集を引っ張り出して見返すという面倒くさい・ダルい事ではあるが、復習そのものは脳にとって非常に負担の少ない事ということ。
ただし、脳にとって負担の無い復習の必須条件は『最初に学習してから復習するまでのスパンが短く、記憶が明瞭』である事。
復習のやる気がしない理由は、おそらく、やったことのない問題の方が新鮮であるからだとか、一度経験した問題が再度解けなかったという苦い経験があっただとかで潜在的な『復習に対する悪いイメージ』があるからではないかな。
手帳勉強は、勉強した翌日からすぐに隙間時間で復習しまくるのが前提のため、脳への負担は全くないし、よって、この潜在的な復習に対する悪いイメージは全く生まれない。
これまでの『あれ?こんな問題解いたっけ?』だとか、『この問題どうやって解くんだっけ?』が無くなるからね。
休息日は思考を要する問題演習は全くやらず、手帳を見返す事のみに絞り、脳への負担を極端に減らすように一日を送るのである。
・精神の休息
月並みだが非日常な環境に身をおいてみるとか、友人と飲みにいく等。
都会にいる人なら、ちょっと田舎に足を運んでみるとか、田舎の人なら試しに都会のスタバに入ってみるとか。
自分はあまりやらなかったが、リフレッシュの方法で最も良いのは人とのコミュニケーションだと思う。
どうしても宅浪生活が続くと、人と話す機会が減ってしまい、本人が認識している以上に精神的不安を生むことになる。
よって精神の休息には人とのコミュニケーションを意識したものがお勧め。
自分は午前8時から午後8時まで病院で医療スタッフ達とイヤというほどしゃべりまくっていたから、、、、自然や静寂を重視したリフレッシュをしていたがw
・TJの休息日
自分は天気の良い日に、釣りに出かけていた。
ぶっ込み釣りといって、基本的に待つ釣り。
魚がかかるまで、ゆっくり待つのだ。
周りは山と川と田んぼしかないトコで、用意した椅子に座って、ひたすら待つ。
その待つ間は手帳に目を通して、復習。
川のせせらぎの音や草が揺れる音、小鳥のさえずりなど、日常では聞けない音の中、風の中でウトウトするくらいリラックスした状態で。
ウトウトした状態でも、これまで復習を繰り返している内容だから、全然問題ない。
大して集中しなくたって、淡々と復習をすることができるのだ。
勉強しているという意識はない。
こんなに気楽な受験勉強があっただろうか? いや、無い。
あるときは友人と街中へ飲みに行った。
友人を店で待つ間、手帳を開く。
友人がトイレへ行ってる間、手帳を開く。
帰りの電車の中でも当然、手帳を開く。
アルコールが入っていようがお構いなしで復習できる。
なぜなら脳に負担が無いから。
アルコールで若干脳がイッてても、普段どおり
『あー、そうそう、楽勝ヽ(*^^*)ノ』
『あー、そうそう、楽勝ヽ(*^^*)ノ』の繰り返しは、確かな自分の成長であり、それは精神的余裕を生む。
このように、自分は気分が乗らないときや、落ち込んだ時には脳と精神の休息を求めて非日常へ飛び出し、使い込んで自分の手垢で汚れた手帳を持ち込んでは、脳にやさしい復習を行っていた。
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