手帳勉強なら最終的に復習は1秒で終わる①
手帳勉強なら最終的に復習は1秒で終わる①
やや大げさなタイトルではあるが、これは嘘ではない。
手帳を使って隙間時間に復習しまくる事を徹底すれば実現可能。
ってか、マジやってみ?
パターン問題1題を復習するのに、最終的には1秒以内になるんやて。
マジで。
どーゆー事かというと、例えば以下のような内容を勉強したとする。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
次の方程式の整数解を全て求めなさい。
①3x+2y=0 ②3x+2y=1 ③162x+125y=1
これは不定方程式である。
ax+by=cが成立するとき、方程式の数は1だけど変数は2つ。
x, yの組み合わせは無数、つまり不定だから不定方程式って名前になる。
不定方程式は、方程式の数よりも変数が多い方程式。
ax+by=cは直線になるが、整数の解だけ答えることになる。
aとbは互いに素である。
①3x=-2yと変形、xは2の倍数である必要があり、yは3の倍数である必要があるためx=2kとするとy=-3kとなり 解(x,y=2k,-3k)(kは整数)
②これを満たす整数の組み合わせを一つ見つける
(x,y=1,-1) を②に代入した式と②の式の辺々を引くと
3(x-1)+2(y+1)=0 これを①に当てはめてx=2k+1、y=-3k-1
よって解 (x,y=2k+1,-3k-1)(kは整数)
①は②の伏線みたいなもの。
③ユークリッドの互除法でx,y=-27,35が当てはまる
あとは②と同じ。
x,y=125k-27,-162k+35(kは整数)
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
という事を勉強したとする。その場合、手帳『メモ専科』にはどんなメモをしたらいいか。。。?
自分であればこんな感じ。。。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
①3x+2y=0 ②3x+2y=1 ③162x+125y=1 の整数解は?
a.不定方程式って何? b.②は満たす整数の組み合わせを1つ見つけて②自身と辺々引いて①に持ち込む。①は②の伏線。c.③はユークリッドが加わっただけ。ユークリッド互除法はイメージできる?
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
こんな事を3行くらいでメモるだけ。
でも翌日必ず目を通す。
必ず内容を想起して、前日と同じ刺激を翌日脳細胞に与える!!
勉強した翌日は、初学であればおそらく不定方程式の定義やユークリッド互除法を想起するのに、若干時間がかかるかもしれない。
『えーっと、ユークリッドの互除法は、、 162を125で割って、、余りは37だから、今度は125を37で割って、、、余りは14だから、、、』
みたいな。
にしても、たぶん3秒くらいで前日に学習した内容は思い出せるだろう。
そして、翌々日は、、、 たぶん1.5秒くらいで思い出せるだろう。
これを繰り返していけば、、
“ ①3x+2y=0 ” の部分を見た瞬間に
あ、あの問題ね。問題の内容は・・・な感じで、解法は✖✖✖ってヤツでしょ。あー、このパターン問題は覚えた。楽勝。
っと言った感じで
ずばーーーーん!!
と解法や背景知識が脊髄反射で想起できるのだ!!!!
なんとなく想像できる?
apple → 『リンゴ』、『青森』、『pen pineapple apple pen』
みたいに
3x+2y=0 → 『不定方程式』、『この式は伏線』、『ユークリッド互除法』
って感じに、英単語の意味を想起する事と変わらないレベルになるのだ!!
やってみて、マジで!!