元・アラサー再受験生の医師日記

元アラサー再受験生の現役医師が受験や医学部、医療の様々を語ります。ブログ内容の実臨床への適用に関しては責任を負いかねます。内容に御意見ございましたらコメント頂けると嬉しいです。

手帳勉強なら最終的に復習は1秒で終わる①

 

手帳勉強なら最終的に復習は1秒で終わる①

 

 やや大げさなタイトルではあるが、これは嘘ではない

手帳を使って隙間時間に復習しまくる事を徹底すれば実現可能。

ってか、マジやってみ

 
パターン問題1題を復習するのに、最終的には1秒以内になるんやて。

マジで。

 

どーゆー事かというと、例えば以下のような内容を勉強したとする。

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 次の方程式の整数解を全て求めなさい。

①3x+2y=0 ②3x+2y=1 ③162x+125y=1

これは不定方程式である。
ax+by=cが成立するとき、方程式の数は1だけど変数は2つ。
x, yの組み合わせは無数、つまり不定だから不定方程式って名前になる。
不定方程式は、方程式の数よりも変数が多い方程式。

ax+by=cは直線になるが、整数の解だけ答えることになる。
aとbは互いに素である。

①3x=-2yと変形、xは2の倍数である必要があり、yは3の倍数である必要があるためx=2kとするとy=-3kとなり 解(x,y=2k,-3k)(kは整数)

②これを満たす整数の組み合わせを一つ見つける

(x,y=1,-1) を②に代入した式と②の式の辺々を引くと

3(x-1)+2(y+1)=0  これを①に当てはめてx=2k+1、y=-3k-1

よって解 (x,y=2k+1,-3k-1)(kは整数)
①は②の伏線みたいなもの。

ユークリッドの互除法でx,y=-27,35が当てはまる
 あとは②と同じ。

x,y=125k-27,-162k+35(kは整数)

↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑



という事を勉強したとする。その場合、手帳『メモ専科』にはどんなメモをしたらいいか。。。?

 

自分であればこんな感じ。。。

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 ①3x+2y=0 ②3x+2y=1 ③162x+125y=1 の整数解は?
a.不定方程式って何? b.②は満たす整数の組み合わせを1つ見つけて②自身と辺々引いて①に持ち込む①は②の伏線。c.③はユークリッドが加わっただけ。ユークリッド互除法はイメージできる?
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑

 

こんな事を3行くらいでメモるだけ。

でも翌日必ず目を通す

必ず内容を想起して、前日と同じ刺激を翌日脳細胞に与える!!

勉強した翌日は、初学であればおそらく不定方程式の定義やユークリッド互除法を想起するのに、若干時間がかかるかもしれない。

『えーっと、ユークリッドの互除法は、、 162を125で割って、、余りは37だから、今度は125を37で割って、、、余りは14だから、、、』

 

みたいな。 

にしても、たぶん3秒くらいで前日に学習した内容は思い出せるだろう

そして、翌々日は、、、 たぶん1.5秒くらいで思い出せるだろう。

 

これを繰り返していけば、、 

 

“ ①3x+2y=0 ” の部分を見た瞬間に

あ、あの問題ね。問題の内容は・・・な感じで、解法は✖✖✖ってヤツでしょ。あー、このパターン問題は覚えた。楽勝。


っと言った感じで

ずばーーーーん!!

と解法や背景知識が脊髄反射で想起できるのだ!!!!

 

なんとなく想像できる?


 

apple → 『リンゴ』、『青森』、『pen pineapple apple pen』 


みたいに



3x+2y=0 → 『不定方程式』、『この式は伏線』、『ユークリッド互除法

 

って感じに、英単語の意味を想起する事と変わらないレベルになるのだ!! 

やってみて、マジで!!    

 

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